夜ぐっすり眠れる子に!赤ちゃんのねんね習慣づくり
ねんね習慣はいつから始める?月齢別の目安とは
ネントレはいつから始めるのがベスト? 自分の力で眠る力を育てる本格的なネントレの開始時期は、生後4~6カ月以降がおすすめです。 この頃になると、ママやパパも赤ちゃんの扱いに慣れ、寝る時間と起きる時間、お昼寝のタイミングもつかみやすくなり、夜間の授乳回数も減ってくるため、ネントレを始めるのにベストな時期とされています。
★新生児期(生後0ヶ月): 睡眠時間は合計16~20時間。昼夜のリズムは未発達で、短い睡眠と覚醒を繰り返します。
★生後3ヶ月頃: 睡眠時間は合計14~15時間程度に変化。昼夜の区別がつき始め、夜間の睡眠時間が長くなる傾向があります。日中の睡眠は1~4時間程度が目安で、1日に2~3回のお昼寝となる場合が多いです。明るい部屋でのお昼寝も問題ありません。
★生後4~6ヶ月頃: 睡眠時間は13~14時間程度。夜間睡眠が8~10時間になる赤ちゃんが増え、昼寝は2~3回程度に落ち着き、生活リズムが整い始めます。ネントレ(ねんねトレーニング)を始める目安の時期とされる場合もあります。この頃には、睡眠リズムが整い、夜間の授乳回数も減るため、ネントレに適していると言われています。しかし、少なくとも生後4ヶ月までは、同じ部屋で寝て、赤ちゃんの様子を見守ることが推奨されます。
★生後6ヶ月~1歳頃: 睡眠時間は11~13時間程度。昼夜の区別がはっきりし、夜間は6~8時間連続して眠るようになります。
生活リズムがカギ!1日の過ごし方を見直そう
1歳を超える頃になると、離乳食のペースにも随分と慣れてきて、1日の生活リズムがだんだんと落ち着いてくる赤ちゃんが多くなってきます。
自然とペースが安定してくるこの時期に、食事、授乳、お昼寝などを含めた1日のリズムをある程度決めるようにすると、それにともなって睡眠時間も大体決まってくるようになります。
もちろん個人差はありますので、赤ちゃんが1歳を過ぎてもなかなか生活リズムが安定しない、ということもあります。ミルクをたくさん飲んで、起きている間にご機嫌なようであれば、深く考える必要はないですよ。
眠りのサインを見逃さない!赤ちゃんの“ねむねむサイン”とは?
赤ちゃんは眠くなると、手の平が温かくなります。その後、足が温かくなればあと一歩。眠りに落ちる寸前です。赤ちゃんが眠くなったタイミングを見逃さないのも大事ですよ。
スムーズな寝かしつけのために気をつけたいこと
★入眠儀式を決める 眠くなるのを待って寝かせるのではなく、子供が眠くなるように誘導するのが寝かしつけのポイントです。
② 絵本を読み聞かせる
③胎内音に似たメロディーを流す
④アロマテラピーでリラックスさせる
⑤プロジェクターを利用する
スムーズな寝かしつけのために気をつけたいこと
赤ちゃんの寝かしつけにはルーティンを作るのがおすすめです。ルーティンを作ると赤ちゃんは自動的に「これをしたら次は眠る」と体が眠る準備を始めるようになります。
寝る前の授乳→絵本を読む→寝かしつけ、など毎日の行動パターンを決めてしまい、行動だけじゃなく時間もルーティン化するのがおすすめです。
朝起きる時間と夜寝る時間を固定すると、赤ちゃんは決まった時間に起床・就寝しやすくなると言われています。
夜泣きがつらいとき…ママパパの心のケアも大切に
赤ちゃんが夜泣いてしまうからといって、ママ・パパ自身が悪いわけではありません。自分を過度に攻めずに「赤ちゃんはギャンギャン泣いてしまうものだ」くらいに、ラクに考えるようにしてみてください。
また、ママ・パパ自身が精神的に安定しない状態が続くようであれば、祖父母や周囲の友達に相談したり、サポート制度を活用したりしてみるといいでしょう。
夜泣きは成長と共に時期が過ぎれば終わります。ママだからパパだからと気負わずご自身の心と体をいたわり、周囲のサポートを受けながら、辛い時期を乗り越えましょう。
よく眠れる環境って?寝室づくりの工夫ポイント
朝赤ちゃんを起こしたら、カーテンを開け、部屋に太陽の光を入れましょう。しっかり目覚めていなくても抱っこしたまま窓辺に連れて行き、太陽の光を浴びさせることが大切です。
夕方から寝る直前まではなるべくテレビを消し、照明をやわらかな間接照明にかえ、静かで安らげる空間づくりを工夫して、朝は明るく、夜は暗いことを赤ちゃんに教えてあげましょう。また、赤ちゃんが日中眠っていても部屋を暗くする必要はありません。逆に夜中に起きたからといって部屋を昼間のように明るくすることはNGです。
がんばりすぎないで!家庭に合った“ねんねスタイル”を
大人用のベッドで添い寝する方法は、ベッドだと床から高さがあるためホコリなどの汚れの心配が少ないことや、新たにベッドを購入しなくてよいことがメリットです。また、赤ちゃんのすぐそばに居られるので、夜泣きなどにも直ぐに対応してあげられます。
しかしベッドを使用すると、転落の恐れがあることや大人用の布団が顔に被さってしまって窒息してしまう危険があります。顔にかかった布団を払いのけることができない小さいうちは、大人用ベッドでの添い寝は避けておいたほうが無難でしょう。
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