トイレデビューのタイミングと進め方

そもそもトイレトレーニングって何をするの?
トイレトレーニングとは、子どもがトイレで排泄ができるようにサポートしていくことです。 せっせと教え込んだり叱ったりしてしつけようとすると、子どももママ・パパもストレスを感じてしまうだけでトレーニングが進まないことも少なくありません。 トイレに行くのが楽しくなる雰囲気づくりや空間づくりを心がけましょう。
始めるサインはここをチェック!トイレデビューの見極めポイント
トイレトレーニングを始める具体的な目安は次のとおりです。
1.トイレまで自分で歩いて行ける
2.便座やおまるにしっかりした姿勢で座っていられる
3.大人の問いかけに、「はい」「イヤ」など簡単な言葉で答えられる
4.おしっこの間隔が2時間以上空く
5.「抱っこして」「ちょうだい」など自分の気持ちを伝えることができる
6.大人のマネができる
トイトレに適した時期や季節とは?
トイレトレーニングを始めるシーズンは、春~夏がおすすめです。この季節は薄着になるため、トイレですぐにズボンやパンツを下せます。洗濯物が乾きやすいため、万が一衣服が汚れてもパパ・ママの負担が少なく済みます。秋~冬に始めても問題ありませんが、この季節は厚着になるためズボン・パンツの着脱に慣れるまで時間がかかることもあります。
ステップ別!基本の進め方ガイド
ステッ1:子供の興味を引く
トイトレを始める最初の段階では、子供がトイレに興味を持つ瞬間を見逃さないことがとても重要です。
ステップ2:トイレ環境に慣れる
子供がトイレを使うことに抵抗を感じないように、徐々に環境に慣れさせることが必要です。
ステップ3: 排泄の快感を学ぶ
トイレに慣れてきた頃、次の大切な目標は「トイレでの排泄を心地よいもの」と感じさせることです。
うまくいかない時はどうする?よくある悩みと対処法
①スモールステップ: トイレに行くまでの動作(ズボンを脱ぐ、便座に座るなど)を段階的に練習し、一つずつ成功体験を積み重ねる。
②トイレ環境の改善: 清潔で明るく、子どもが安心できる空間にする。好きなキャラクターのポスターを貼ったり、補助便座や踏み台を用意するのも効果的です。
③ポジティブな声かけ: 叱るのではなく、優しく励まし、成功を褒める。「大丈夫だよ」「よくできたね」など、具体的な言葉で褒めましょう。
④ご褒美システム: シールやスタンプカード、お気に入りの玩具などを活用して、トイレトレーニングへの意欲を高める。ただし、ご褒美に依存しすぎないように注意が必要です。
⑤親同士の情報交換: 同じ悩みを持つ親同士で情報交換することで、安心感を得たり、新たなアイデアを得たりできます。
⑥専門家への相談: どうしてもうまくいかない場合は、医師や保育士、専門機関に相談することも検討しましょう。
成功のカギは“焦らないこと”!親の心構え
トイレトレーニングを進める中で、一番大切なのは「焦らないこと」です。親や先生が焦ったり、過度に期待したりすると、子どもはそのプレッシャーを感じてしまい、トイレトレーニングに対して不安を抱くことがあります。子どもにはそれぞれペースがあり、早く進む子もいれば、少し時間がかかる子もいます。
まずは、子どもの成長には個人差があることを理解しましょう。無理に急かすことなく、子どものペースに合わせて進めることが大切です。トイレトレーニングは、失敗を繰り返しながら学ぶものです。子どもが失敗しても、それを責めることは絶対に避けましょう。「次はできるよ!」と励ますことが、子どもの自信に繋がります。
トイレが楽しくなるアイデアいろいろ
★アイデア
トイレ時間を決めて携帯のアラームを利用し、その時間に音楽がなるようにセット!遊んでいても突然音楽がなるので、子供も私自身もはっと気づき、「あっ○○ちゃんのおしっこ時間だ!」というと、すんなり行ってくれるようになりました。音楽がなると、♪~○○ちゃんのおしっこタイム~♪と歌うようになり、楽しくトイレに行けました。
★アイデア
「○○ちゃんは行きたくなくてもおなかのおしっこ君はもう出たいって言ってる頃だよ~。可哀相だからちょっと座ってみない?」と誘います。また、おしっこの時間を決めておいて、時計を見せながら「長い針がココまで来たら行ってみようか?」と、前もっておしっこの予約を入れておきます。
★アイデア
リビングの時計をキャラクターの毎時音楽が鳴るものに変えて、朝起きて一番のトイレから音楽が鳴ると、「あっ!音楽が鳴ったからトイレに行こう!!」と誘うようにしたら1ヶ月もかからずオムツを卒業できました。
おむつ卒業後も気をつけたいポイントとは?
子どもは、成功体験を積み重ねていくことで、自信をつけていきます。トイレでおしっこやうんちができたときには、一緒に喜ぶことで、トイトレへの意欲が高まります。しかし、トイトレに慣れてくると、トイレへ行くことをめんどくさがる子もいます。その場合は、子どものモチベーションを維持する工夫が必要です。おすすめは「シール」の活用です。トイレで1回排泄するごとに、お気に入りのシールを1枚選んで、台紙に貼ります。台紙をトイレの壁に貼っておけば、自分がどのくらいトイレで成功したのか分かり、次への意欲に繋がります。
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