保育士試験について

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保育士試験について

ベビーシッターとして働く際に資格は必要ないですが、子どもを預ける保護者様からは資格を持っていると信頼されやすくなります。
また、ベビーシッター会社やマッチングサイトに登録する際にも、下記の資格のうち何か取得していないと、登録ができないところもあります。

  • 保育士免許
  • 幼稚園教論免許
  • 認定ベビーシッター資格
  • ベビーシッター(日本能力開発推進協会認定)
  • 看護師、准看護師免許
  • 子育て支援員

今回はその資格の中でも、これからでも年齢に関係なく勉強して取得できる国家資格の保育士資格について、詳しくご紹介します。

保育士資格とは

保育士免許は保育園で働く際に必須の国家資格であり名称独占資格です。
名称独占資格とは、この資格を取得した人だけが、名称を名乗ることができます。
子どもたちの健やかな成長を支援し、安全で愛情ある保育環境を提供するために、保育に関する専門的な知識や技術、人間関係構築能力が求められます。
保育士は、幼児期の発達心理学や教育学、保育に関する法令などに精通し、子どもたちとその家族に対して適切なサポートを提供する役割を果たします。保育施設や認定こども園、保育所、企業内保育施設などで活躍し、子どもたちの安全かつ健やかな成長をサポートし、子どもたちの未来に貢献でき幅広い保育分野での仕事に就くことが可能な資格です。
保育士資格取得は育士養成学校や短期大学や4年制大学の保育科などを卒業する、または 年2回の保育士試験受験で合格する2つの方法があります。

保育士試験はどんな試験?

保育士試験合格までのスケジュール

保育士国家試験は年2回、前期4月・後期10月に筆記試験が行われ、 筆記試験合格者は実技試験を受験することができます。 この他に神奈川県は8月に独自の地域限定保育士試験を行っています。 実技試験がない代わりに実技の講習を受講することで保育士証を手に入れることができます。但し、合格者は神奈川県内でのみ保育⼠として働くことができる地域限定保育⼠となり、登録から3年経過した後は、全国で保育⼠として働くことができます。 保育士試験の合格率は、20%~30%です。

前期試験
1~2月受験申請
4月筆記試験 2日間
6月筆記試験合格発表
7月実技試験
8月合格発表
10月保育士証が届き、保育士デビュー
後期試験
7月受験申請
10月筆記試験 2日間
11月筆記試験合格発表
12月実技試験
1月合格発表
3月保育士証が届き、保育士デビュー
神奈川県保育士試験
4~5月受験申請
8月筆記試験 2日間
10~11月実技講習会
保育士証が届き、保育士デビュー

保育士試験の内容

【筆記試験】
筆記試験は9科目あります。

  • 保育原理
  • 子ども家庭福祉
  • 子どもの保健
  • 教育原理
  • 社会福祉
  • 子どもの食と栄養
  • 社会的養護
  • 保育の心理学
  • 保育実習理論

合格ラインは60点以上で、教育原理と社会的養護はニコイチとも呼ばれ同時に合格しなければなりません。
各10問で30分の試験時間です。
その他の科目は20問1時間の試験となります。
筆記試験は3年間は合格が有効なので、1回目の試験で4科目合格したら2回目は残りの5科目のみ受験します。
社会福祉や子ども家庭福祉の社会福祉系の科目は法令も多く範囲が広いので難易度が高いと言われています。
また。教育原理と社会的養護も同時合格のため、何度もチャレンジする方が多い科目です。

【実技試験】
実技試験は3つの中から2つを選び受験します。

  • 言語・・・課題のお話を3分以内で身振り手振りをつけて素話します。
  • 造形・・・当日出題された課題を45分以内に彩色まで完成させます。
  • 音楽・・・課題曲2曲をピアノやギターを使い、弾き歌います。

実技の科目は受験申請の際に選びます。
ピアノやギターが弾けない方は必然的に言語と造形を選ぶことになります。
音楽経験のある方は、人前でお話するのが苦手な方は造形を、絵が苦手な方は言語を選ぶ傾向にあります。
筆記試験後合格発表まで結果を待っていると練習する時間がないので、 筆記試験後自己採点で合格の方は練習をスタートさせて本番に備えます。
合格率85%ほどと言われているので、練習を一生懸命に行い、当日緊張で失敗がなければ合格できるでしょう。

保育士試験を攻略するには?

保育士試験は試験科目が9科目、範囲も広く勉強するのは大変です。
しかし、各科目出題の仕方は違いますが頻出問題も多いので過去問題を中心に勉強をしましょう。
また、9科目160問中20%ほど保育所保育指針から出題されます。特に保育原理は保育所保育指針からの出題数が多く毎回12問ほどになります。
60点、12問以上正解で合格ですので広い範囲をまんべんなく、科目により勉強時間に偏りがないように、学習しましょう。

まとめ

保育士資格は保育分野で今後働く方にとって取得して損はない国家資格です。
ベビーシッターで働く際にはもちろん、保育所や児童養護施設などでも保育士は必要とされています。 専門学校、短大卒業以上なら独学でも取得できる国家資格ですので、是非挑戦してみてください。

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